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水道の使用水量をご確認ください

すいすいくん2検針時に発行する「上下水道使用量のお知らせ」をご覧になっているかたは、たくさんいらっしゃるかと思います。
今回の指針○○m3(立方メートル・立米)や使用量○m3(立方メートル・立米)といった表示になっていますが、「いまいち意味がわからない」といったご意見もあると思います。そこで、上下水道使用水量について説明します。
ご自宅にある「上下水道使用量のお知らせ」の見方が少し変わると思います。
また、使用水量は、料金に関連する大切なものです。

使用水量と料金

使用水量について

一般検針は、偶数月、飲食店などの特別大口使用者は毎月検針、別荘などの季節使用者は11月・5月の年2回検針となっています。水道使用量は、前回の指針から今回の指針の差で求められます。

偶数月検針
指針
前回から今回までの使用水量
前回(4/1)
100m3
150-100=50
今回の使用水量50m3
今回(6/1)
150m3

表から、2ヵ月で50m3の水が水道メーターを通過したということになります。ちなみに、1m3は1,000リットル、重さにすると1tになります。
家族構成や勤務形態、年齢、性別、季節など使用者の生活スタイルや環境によって使用水量と使用形態は全く異なります。一般的に1人1ヵ月で6.5m3使用するといわれています。

蛇口を開けていれば水は途切れることなく出続けます。水は、限りある資源ですので、もったいない使い方はしないよう一人ひとりが心がけて水道を使いましょう。

使用水量の過大

検針時に前年同月の使用水量を遥かに超える使用水量となるケースがあり、「こんなに使った覚えはないが・・・何かの間違えでは」というお問い合わせをいただくことがあります。しかし、あくまでも検針された数字は、水道メーターを通過し、カウントされた使用水量ですので、水道メーターの指針を尊守しています。
また、使用形態や該当となる期間の各家庭での水の使い方までは、見ることができません。身に覚えのない使用水量が発生した場合は、次の可能性が考えられます。

可能性その1「漏水・・・実際にありました!」

こうした場合、まず真っ先に疑うのは漏水です。漏水の確認方法により漏水の有無を確かめます。また、検針時に使用水量が過大となった場合、検針員による漏水の確認を必ずしています。

可能性その2「トイレのタンク・・・実際にありました!」

タンクトイレタンクのボールタップ不具合による流水状態が考えられます。タンクの中には、釣りでいうところの「ウキ」が付いていて、満水まで水が注入されるとウキが上がり、栓が閉まる仕組みです。しかし何らかの不具合でウキが上がりきらず、常に注水状態が続いてしまうということがあります。または、ウキとつながっている止水栓部品の不具合というケースや節水のために入れていたペットボトルが原因だったというケースも報告されています。また、タンク底の栓に異物が詰まり、トイレの水が流れっぱなしというケースなども、トイレの型や作りなどにより様々な原因が考えられます。

可能性その3「誤った水抜き・・・実際にありました!」

冬場などで水抜きをした際は、栓が半開きになっていると知らない間に水が地下に流れ続けてしまうこととなり、当然使用水量に含まれてしまいます。水抜きの操作ミスには、十分ご注意ください。

可能性その4「使用人数の増加・季節などによるもの・・・実際にありました!」

出産や結婚、家族の帰省による使用人数の増加や季節による洗濯回数、入浴時間などの変化は、過大水量の原因として十分考えられます。

可能性その5「盗水・・・自分の水は自分で守る。ご注意ください!」

あまり聞いたことがない言葉だと思いますが、水を盗む行為として「盗水」が考えられます。
長期間留守にする際や使用しないときに心配な場合は、外水道などのハンドルを外すなどして水を出せないようにしましょう。

使用水量は宅内へ流れた水の量です

いくつかの可能性や考えられる原因を挙げましたが、ほかにもいろいろな原因があるかもしれません。日ごろから水道メーターをチェックし、水量の増え方を観察していただくことも、原因追求の鍵となるかもしれません。
「うちこんなに使ってるの!?」と疑問に思われるかたがいましたら、漏水の確認を踏まえ、ぜひ一度水道メーターと指針のチェックをしてみてください。

水道日記はいかがですか?

水道メーターを毎日(毎週)決まった時間(日)に見て、指針の動きを観察してみるのはいかがでしょうか。
ご家族が1日(1週間)に使う水量を日記のように記録していくことで、水量の動きを把握することができます。また、こうしたきっかけから水道について少しでも関心や興味を持っていただければ幸いです。

上下水道使用料金の算定について

水道料金

町営水道は、設置されている水道メーターの口径によって基本料金が異なります。また、基本水量を超えた分に関しては、従量制で基本料金に超過料金が加算される仕組みになっています。
料金や請求月は、次のとおりです。

  • 一般:偶数月(4月・6月・8月・10月・12月・2月)の年6回
  • 大口:毎月の年12回
  • 季節(別荘):11月・5月の年2回

「上下水道使用量のお知らせ」の裏面にも、料金表が記載されていますので、検針の際にご覧ください。

この件に関する問い合わせは

建設水道課 上下水道管理係
電話番号: 0267-32-3129
FAX番号: 0267-31-1711