令和5年度から国民健康保険税の税率を引き下げます

令和5年度から国民健康保険税率の引き下げについて

　国保の運営状況を踏まえ、令和5年度の課税分からの国民健康保険税率を引き下げます。

引き下げ後の国民健康保険税率について

　国保税は、医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分の合計が年税額となります。（介護分は40歳以上65歳未満のみ対象）
　下表の通り、医療給付費分所得割を0.4ポイント、介護納付金分所得割を0.1ポイント引き下げ、医療給付費分均等割を4,000円、平等割を2,000円下げます。

令和5年度　国民健康保険税率
区分		医療給付費分		後期高齢者支援分		介護納付金分
		改正前	改正後	改正前	改正後	改正前	改正後
所得割	加入者全員の前年の所得額を基に計算します。	7.0％	6.6%	2.2％		2.3％	2.2％
均等割	加入者の人数に応じて計算します。	27,000円	23,000円	7,000円		9,500円
平等割	１世帯当たりにかかる金額です。	25,000円	23,000円	7,000円		8,000円

課税限度額の引き上げについて

　税制改正に伴い、令和5年度より国民健康保険税の限度額（上限額）について、以下の通り引き上げを行います。

課税区分	改正前	改正後
医療給付費分	65万円
後期高齢者支援分	20万円	22万円
介護納付金分	17万円
合　計	102万円	104万円

軽減判定所得金額の引き上げについて

　税制改正に伴い、令和5年度より低所得世帯に対する保険税負担を軽減するため、5割軽減と2割軽減の軽減判定所得が以下の通り引き上げられます。

軽減判定区分	改正前	改正後
7割	43万円
5割	28万5千円	29万円
2割	52万円	53万5千円