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平成24年新春に向けて

町民の皆さまに心をよせて

 皆さまには、おだやかな新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。

 平成23年2月の町長選挙により、再度町政を担当させていただくことになりました。皆さまの日ごろからのご支援とご協力に、心から感謝申し上げます。

 選挙直後に東日本での大地震と津波による未曾有の災害が発生し、町として被災地への支援活動などの対応に追われる日々となりました。私たちが経験したことのない大災害に対して救援本部を立ち上げ、被災地支援の活動を開始しました。町民の皆さまから「何か応援したい」との熱い思いが込められた、支援物資や救援募金が寄せられました。皆さまの、温かく力強いご支援に感謝申し上げます。

 大震災をうけて、私たちの認識も変わりました。防災計画の見直しや防災体制の強化を進めなければなりません。町は現在、災害時に町内全域にスピーカーなどを活用して、情報を伝達するための緊急通報システムの施設整備を、4月からの運用に向けて進めています。

 福島第一原子力発電所の事故による、広範囲にわたる放射性物質の被害は、町にも影響をあたえています。現在のところ、町内における空間放射線量の測定結果では低い値が得られており、健康被害の心配はありません。また、水道水や農産物に含まれる放射性ヨウ素やセシウムも、不検出となっています。今後も、県などと連携しながら、定期的に検査を実施します。

 原発事故への対応は、国と東京電力の責任において、一日も早い終息に向けた取り組みを、一層強化することを強く求めるものです。

 昭和31年に御代田町が誕生して、今年で54年目を迎えました。私は町づくりの方向として「住んでみたくなる魅力ある町」を基本に、「自然環境の良い町」「子育てしやすい町」「健康で暮らせる町」の3本柱で町づくりを進めています。

 とりわけ町の中心的な課題として「健康な町づくり推進プロジェクト」を立ち上げて、「町民の皆さまが健康で生活できる町をめざそう」と、保健福祉体制の強化や健診の促進、ウォーキングポールの普及、5歳児健診の取り組みなど、県下でも先進的な事業を始めています。

 中学校の新しい校舎が完成して、授業が始まっています。教室や廊下・ホールも広く、特に体育館は近隣の中学校にはない、広くて快適な建物です。また、グラウンドも無事完成しました。これからの日本と御代田町の将来を担う多くの人材が、新しい「学び舎」から生まれ育つことを願っています。

 私の町長としての最重要課題は、佐久市を中心とする新クリーンセンターによる、将来に不安のない、安全で安定的なごみ処理施設の建設です。既に町内各所での説明会を開催し、視察研修にも取り組みました。佐久市・軽井沢町・立科町による、一部事務組合への参加は、組合設立に向けた事務レベルの協議に御代田町も職員を派遣するなど、一歩一歩進んでいます。皆さまのご協力に感謝申し上げますとともに、今後ともご支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

 私は、日本の政治の混迷と深刻な経済不況の続く中で、不安な思いで生活している町民の皆さまの思いに常に心をよせていきます。また、日本の中で見れば小さな御代田町ですが、可能性を追求し積極性をもって、貴重な町の予算は町民の皆さまの暮らしと地域経済を支えるためにと、これからも頑張ります。

 新年にあたって、皆さまのご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げるとともに、地域の発展に向けたお力添えを切にお願い申し上げて、新春のあいさつとさせていただきます。

 

 

御代田町長 茂木祐司 御代田町長 茂木祐司