御代田町「面替地区」 30秒CM

　宴会集落「面替」30秒CM

　たくさんの方に御協力をいただき、限界集落化が進んでいる「面替地区」をＰＲする30秒ＣＭを制作しました。このCMを「abn・八十二ふるさとCM大賞NAGANO」に応募したところ、最終審査会に進み、敢闘賞を受賞することができました。

　宴会シーンの撮影は、面替に住む方々が中心となり活動している「大星・アサギマダラの会」がフジバカマ畑の手入れをした後の打ち上げ（宴会）を撮影させていただきました。
このように、面替では行事や農作業などで人が集まる機会があるたびに宴会が付いて回って来ます。
ただ、面替に住む方はこう言います。
「限界集落って言葉を聞くと、どうしても暗くなる。だけど、とりあえず明るく飲んでれば、限界集落を脱するための良い案が思い浮かぶだろう」
そういう意味も込めて、地元の人達は面替を《限界集落》でなく、敢えて《宴会集落》と呼んでいるのです。

　撮影の際の宴会には、「大星・アサギマダラの会」の皆さまはもちろん、面替にあるクラインガルテン（滞在型農園施設）を利用されているガルテナーの皆さまも駆けつけてくれ、みんなで楽しく交流しました。
限界集落と呼ばれながらも、クラインガルテンや稲作体験など、都市住民との交流も盛んに行われている賑やかな集落。それが面替です。
自分の住む集落を宴会集落と呼ぶその思い切りの良さや、都市住民を受け入れる暖かさ、そして、面替が持つ自然の恵みに惹かれ、このCMを制作しました。