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ようこそ!御代田町へ

豊かな自然環境のもとで、人口が増えている町です

 御代田町は、活火山で知られる浅間山の麓に広がる高原の町です。そこには、心が癒される美しい風景が広がっています。気候は冷涼で、晴天率が高く、さわやかで澄んだ空気におおわれ、特に浅間山の地下水による安全でおいしい水はこの地域の貴重な財産です。
 こうした豊かな自然環境のもとで、住みやすく子育てしやすい町として、長野県内では数少ない人口が増えている町として発展しています。
 また、子どもの出生率は、県内でトップクラス。高齢化率(65歳以上の人口比率)は低いほうから2番目と、若い町民が多く暮らす元気な町です。
 産業経済の柱も、比較的しっかりとしている町です。町内には、株式会社ミネベアミツミやシチズングループ企業など従業員数1,000人を超える精密機械関連の企業があります。高原野菜でも、レタスをはじめブロッコリーなどの生産が盛んで、農業が経済の重要な柱になっています。

健康で安心して暮らせる町にむけて

 私が町長になったときの御代田町は、国保税が長野県内の市町村の中で一番高く、介護保険料は2番目に高いという状況であり、改善が求められました。そのため、町の中心となる事業に「健康で安心して暮らせる町づくり」を掲げて、まず、保健師と管理栄養士の正規職員を2倍に増やしました。
 新たな事業を進める中で、病気が重症化した方や高額医療費などの分析も行いました。主な原因としてわかってきたことは生活習慣病(肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常など)が引き金になっていることや、定期的に健康診断を受けていないことなどがわかりました。このことから、生活習慣病の対策としてウォーキングなどで体を動かすことや食生活の改善、健診受診率の向上などを重点に事業を始めました。
 特に健康ウォーキングの推進では、高齢者の膝や腰への負担を軽減するとともに全身運動に効果があるウォーキングポールを普及するために、全国で初めてポール購入への補助を行いました。いまでは町民がポールを使って公園や歩道などを朝や夕方ウォーキングする光景は、当たり前になってきました。

「はつらつサポーター」を立ち上げて介護予防を推進

 重点のもう一つが、介護予防活動を推進して高すぎる介護保険料を改善させることです。
 介護予防活動を積極的に推進するためには、まずは町民の皆さまに予防活動を理解していただくことや、積極的に参加することの必要性を理解していただくことです。
 しかし、これは町職員だけの対応では不可能なことから、幅広いボランティア活動を強める必要がありました。
 そこから誕生したのが介護予防活動の担い手としての「はつらつサポーター」という組織の立ち上げです。すでに8年目になり、現在70人ほどが活動しています。
 この組織は、町がサポーター育成講座を毎年開いたのち、その卒業生を中心に「はつらつサポーター」の結成となりました。
 介護予防活動の担い手を育成することを主な目的としていましたが、それでは参加者のハードルが高すぎるので、まずはサポータの方々が「楽しく活動しよう!自分たちが健康で元気でいよう!自分たちが介護のお世話にならないようにしよう!」ということから始めました。
 サポーターとして独自に開発した健康運動やストレッチを取り入れた振り付けを、「千曲川」や「サザエさん」などの曲に合わせて踊るオリジナル体操も好評です。
 こうした活動が認められ、「運動器の10年日本協会」によって全国各地の取り組みの中から第1位となる「日本賞」を受賞し、100万円の懸賞金までいただくという、すばらしい成果を上げることができました。
 この賞で評価されたことは、ただ単にさまざまなボランティアとしての活動を行っていることだけではなく、こうした取り組みを通して実際に介護認定率(65歳以上の高齢者に占める要支援・要介護認定者の割合)が下がっているという成果が大きく評価されたものです。

介護予防活動の拠点施設づくりの取り組みも

 町では、介護予防活動を行うボランティアの育成とともに、各地区にこうした活動を拡げる拠点施設の建設にも取り組みました。厚生労働省の有利な交付金を活用して、世代間の交流と介護予防活動の拠点整備を目的とした「世代間交流センター」を9地区に建設することができました。
 併せて、各地区の公民館のバリアフリー化や畳から体を動かしやすいフローリングに改修するなど、施設の改善にも取り組みました。
 これによって、町内の全域で各地区ごとに介護予防活動を実施できる環境を整えることができました。こうした施設を活用して、現在は町内の5か所で「はつらつ介護予防教室」を、毎月1回、2時間のペースで行っています。
 はつらつ介護予防教室では、はつらつサポーターの皆さまが指導するオリジナル体操、楽しいゲーム、健康運動やストレッチなどを創意を生かして楽しい時間が過ごせるように指導しています。また、送り迎えが必要な方には、有料での送迎を行っています。
 こうしたさまざまな取り組みの蓄積をもとに、町では平成27年4月から県内の先頭を切って介護予防・日常生活支援総合事業に移行しました。総合事業への移行は、長野県内の市町村の中で御代田町だけでしたから、成功するかどうかという大きな不安の中でのスタートになりました。
 平成28年7月には、「はつらつサポーター」をNPO法人化し、介護予防教室などの運営を町が委託しました。厚生労働省の交付金を活用して独自の事務所を開設するほか、送迎用の車を3台購入して11月から移送サービスも始めました。
 これらのサービスは、要支援の方や町が実施したチェックリストで機能低下が認められた方が対象となります。

全国的にも注目される活動に発展し

 いま、御代田町には長野県内だけでなく、全国からも視察が訪れています。視察の対応に職員も大変な苦慮していますが、全国的に注目されてきたことでもあり、「うれしい悲鳴」です。
 長期間に及ぶさまざまな努力と試行錯誤、町民の皆さまの温かいご理解とご支援によりまして、御代田町の要支援・要介護認定率は平成18年3月の15.31%(全国812番目)から平成29年5月には11.05%(同10番目)にまでに改善し、長野県下では最も認定率が低い町となりました。
 また、介護保険料も県内で2番目に高かったときから比べると39番目まで改善してきています。
 当町における実践は、一定の成果ではありますが、まだ始まったばかりに過ぎません。熱心に活動していただいているサポーターの皆さまの力に、深く感謝しています。しかし、年々高齢化していくという現実もありますので、まだ成功したと喜んでいるレベルにはありません。
 後継者を育てるとともに、更に各地区に介護予防教室を拡げていくためには、町民の皆さまに理解していただくとともに、積極的な参加を呼びかけ、若い世代を含めて協力いただけるボランティアを増やしていかなければなりません。
 課題は山積していますが、総力を発揮して必ず成功させなければなりません。

企業誘致の積極的な推進など、地域経済の「底力」を

 いま経済産業省を中心に国が重点政策として進める、「地方創生」や「地域未来投資」という新たな課題に全国の地方自治体は、意欲的に取り組んでいます。
 当町では、企業誘致により地域経済の底力を付けることと、新たな住宅用地による人口の増加を大きな柱として、取り組みを強めています。
 こうした新たな方針によって、私自身の活動も大きく変わりました。長野県の東京事務所に職員を派遣するなど、首都圏に目を向けた取り組みの強化です。
 こうした努力が一つずつ実り、これまで首都圏の企業3社と交渉を進めてきましたが、そのうちの1社については、地元からの従業員の雇用により、操業を開始ししています。残りの2社についても年度内には契約になるよう取り組んでいます。
 御代田町に進出を希望する企業に共通していえることは、町の自然環境を活かした事業展開を計画していることです。
 今後とも、御代田町の豊かな自然環境を活かした町づくりを進めてまいりますので、ぜひお出かけいただくとともに、移住・定住していただき健康的な人生をお送りいただければ幸いです。


 町長 茂木 祐司
御代田町長 茂木祐司

この件に関する問い合わせは

総務課 庶務係
電話番号: 0267-32-3111(内線24・25・29)
FAX番号: 0267-32-3929