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ガルテナーの農村交流・農業体験記「ガルテナー日和」

ガルテナー日和

「ガルテナー日和」では、信州みよたクラインガルテン大星の杜・面替で農ライフを送るガルテナーからのメッセージを写真とともにお届けし、農業体験、農村交流の様子を皆様にお伝えしてまいります。
これからクラインガルテンで農業体験、農村交流を始めたいとお考えの皆様や農村地域への移住、定住などをお考えの皆様のご参考になれば幸いです。


『なんちゃって農作業の振り返り』 ラウべやまつつじ(2017.8)

DSC_2406.cleaned こんにちはヽ(´▽`)/2年目のラウベやまつつじのガルテナーです!
夫婦二人、週末滞在を中心に東京都新宿区から自家用車で2時間かけてほぼ毎週通っています。それでは、恥ずかしながら1年4ヶ月間のここ面替での生活・農作業を振り返らせていただきたいと思います。
1.不純な動機
 6月末の定年を4ヶ月後に控えた昨年2月、遅ればせながら7月以降の「第二の人生?」を考え始めた頃、偶然にも長野県の観光サイトで「信州みよたクラインガルテン大星の杜・面替」の利用者募集を目にしたのが始まりでした。当時、農業に対する思い入れなどなく、農作業はおろか園芸すら経験のない夫婦だったので、多少の不安はありました。一方で、野菜作りや農作業の成果への期待も殆どなく、それよりも親しみのある長野県で…しかも浅間山が綺麗に見えるこの地に拠点を持てることが何より嬉しかったのを記憶しています。
2.ソバージュ栽培??
 野菜作りの勉強も殆どしませんでしたが、最初に育ててみたいと考えたのが、毎年長野県を訪れては道の駅などで調達していた「ねずみ大根」と「ぼたんこしょう」でした。種は種苗店から購入し、東京の自宅マンションのベランダで発芽させたのまでは良かったのですが、無知な私はそのまま大根の苗をクラインガルテンの畑に移植する始末…周囲から笑われてしまいました。
 他にもいくつかの果菜類の栽培を地元の農作業等相談員の方や先輩ガルテナーに勧められるままキュウリ、ナス、トマトにオクラ、スイカなど次々に植えましたが、6月までの3ヶ月間は月に2~3回、しかも金曜日の夜から日曜日の昼までの短期滞在で、生活用品や農作業用品等の調達も必要だったりで農作業に充てる時間も情熱も乏しく…そもそも草刈や農作物の生育管理に関する基本的な知識がまるでなかったことから、梅雨に入る頃には畑はすっかり雑草だらけの荒れ放題となってしまい汗を流しながら雑草との戦いにかなり手を焼きました。DSC_0807.cleaned
 ところで皆さんは「ソバージュ栽培」という言葉を聞いたことがありますか?以前テレビ番組で「放任栽培(ソバージュ栽培)」という手法によるトマトの育て方が注目されていると放送されていたのを見ましたが、まさに我が家の芽掻きも摘心も誘引もしなかった「放任トマト」は、支柱も不十分だったせいか倒れかかっていて奥の方の実を採るのもままなりませんでした。ともすれば、下には地這いのキュウリが雑草と絡まり、棚から縦横無尽に伸びているヘチマが近くに植えたサツマイモのツルと絡まり、まるでジャングルの中を宝物探しをするかのような気分で巨大化したキュウリを収穫していたのが懐かしく思えます。
 そのような状況でしたので6月下旬の土曜日の朝、しばらく観察していなかった辛味大根の白い肩が土から覗いているをの見つけた時の感動はひとしおでした。8月からはナス、オクラ、ヘチマ、そして佐久地域の主力生産品目の1つでもあるズッキーニなどがとても食べきれないほどに実をつけ、結局1年目のシーズン中には40種類以上の野菜を収穫することができました!
3.諦めてはいけない
 土の持つ力の偉大さ、僭越ながら農業の奥深さと併せて、この1年間の体験で感じたことは食物の生命力や力強さで「枯れてしまったかな?と思っても簡単に諦めて根を引っこ抜いてはいけない!」ということです。
 昨年、JAでルバーブの苗を2本買って植えましたが、うち1本は上手く根付かずに枯れてしまいました。地元の方の助言でもう少し様子を見てみることにし、そのまま放置することに。いつの間にかその存在すら忘れていたところ、年が明けて雪が溶けた早春、なんと復活しているではありませんか!地上部から見えている部分だけではなく、土の中で植物は新たな芽や茎や葉を広げるタイミングをじっと待ち、生命力を温存していたのかと思うとビックリです!現在、1年目から収穫できている隣の株と一緒にジャムの原料として活躍しています。
 2年目の今年は、何冊かのテキストを片手に真面目に?農作業をやっています(笑)
 辛いものが好きで、辛味大根やぼたんこしょうを栽培していますが、今年も上手く育った時の達成感を味わいたくてキャベツやレタス、トマト、ナスと同様に種を東京で発芽させ、育苗ポットに移植してからクラインガルテンの畑に定植しました。東京での育苗管理は概ね順調でしたが畑への定植が時期が早かったのか、空梅雨で水不足だったせいか元気がなく半分は枯れかかっていました。それが梅雨明け以降、ある程度雨量もありここ半月で大半が復活してきたのです!つくづく自然の持つ底力に驚いています。
DSC_1504.cleaned また、今年も棚も作ってヘチマを栽培しています。沖縄での生活経験がある私たちにとって、ヘチマはゴーヤと共に大好きな食材で輪切りにしてフライパンで焼くととても美味しいのですヽ(*´∀`)ノ
 ゴーヤなどと違って沖縄以外ではスーパーで買えないため、昨年試しにクラインガルテンの畑に植えてみたところ予想外に立派に育ち、驚くほどの大量収穫でした。是非、この美味しさを知ってもらおうとラウベで調理し隣近所のガルテナーさんに配りました。皆さん「ヘチマ!?これ食べれるの?背中擦るものでしょ(笑)?」…不評でした(゚д゚lll)でも諦めてはいけません!この美味しさを理解してもらうよう今年も頑張ります♪
 お盆が過ぎ、クラインガルテンでは冷涼な風にトンボがふわり、ふわりと飛んでいます。今年も御代田町の一大イベント「信州みよた龍神まつり」にガルテナー仲間と共に地元の皆さんと舞踊流しに参加しました。途中、東京から遊びに来ていた友人夫婦と法被姿で記念撮影をすることもでき、ここ信州みよたクラインガルテン大星の杜・面替での思い出が1つまた1つと増えています。(おわり)

『クラインガルテンでの農作業生活』 ラウベしらかば(2017.7)

 梅雨が明け、畑の農作物もグングンと育っています。ラウベの縁側から見わたす畑、思い起こせば私が信州みよたクラインガルテン大星の杜・面替のガルテナーになったのは平成27年7月の開園当初の頃でした。私の農業体験は、東京都で1年、他県のクラインガルテンで5年、そして御代田町のクラインガルテンで3年、通算8年にわたり農に寄り添った生活を続けています。
 信州みよたクラインガルテン大星の杜・面替の滞在も3年目を迎えました。1年目は7月の夏真っ盛りの中でしたので、豆類とトマト、ナスを数本植えた程度でしたが放っておいてもとても良く育ち、それなりに収穫することができました。
 2年目には40種類位の野菜を無農薬有機栽培により取り組みました。野菜作りは、野菜専門の雑誌や専門書を読んで毎年工夫しながら植えています。例えばジャガイモの「逆さ植え」や「浅植え」、トマトの「カチカチ植え」や「寝かせ植え」などを試しましたが、結局は普通の植え方に戻りました。野菜作りにおいては、その土地の気候や土の状態を考えて植えることが大事であるとつくづく実感いたします。また、地元の農家の皆さんから教えていただくこともたくさんあります。
 3年目となる今年は、シルバーのマルチを使った栽培方法を取り入れました。シルバーのマルチはアブラムシ予防になると聞き試してみたのですが、マルチを使って植えたキュウリにアブラムシがたくさんついてしまっているのを見つけびっくりしました。良い資材を使っても人間の目で生育状況を毎日観察することが大切であると思いました。品種については、なるべくその土地に合ったものを植えるように心がけています。やはり御代田町は高原野菜の産地として有名なだけあり、レタスとキャベツの栽培に適した環境で、生育状況が良いと思います。また、昨年は小布施ナスの苗を植えとても美味しかったので、今年は苗の本数を増やしました。とりわけ花豆の赤い花が大好きで、毎年植えるようにしています。
 今年初挑戦の品種は、愛らしい姿のまん丸としたズッキーニ「ゴールディ」です。ちょうど今が食べ頃で採れたてを美味しくいただいています。ほかにもピーナツカボチャやシカクマメも初めて植えたので収穫が楽しみです。昨年の冬は、地元の方から渋柿を貰いガルテナーの皆さんで干し柿を作ったので、どのラウべにも軒先に干し柿がぶら下がっていました。思いのほか甘くて美味しい干し柿が完成したので、今年の冬も兆戦してみたいと思います。
 信州みよたクラインガルテン大星の杜・面替の良さは、何といってもラウべの目の前に自分の畑が広がっており、縁側から直線的に畑にアプローチすることができ、自分が手入れした畑の鮮やかな緑を眺めながら、目の前に広がる畑から採ってきた新鮮野菜を食卓に並べることができ、とても贅沢な体験ができるということです。畑を眺めていると時の経つのを忘れてしまいます。
 農作業以外にも地元面替地区の皆さんには地区の行事やイベント、交流会にお声がけをいただきました。昨年一年間は、1月の冬の伝統行事のどんど焼きに始まり、春には農作業の合間の地元レクレーション、夏は御代田町の一大イベントである龍神まつりに地元の方と一緒に舞踊流し、秋には町民大運動会に参加させていただきました。
 クラインガルテンのある面替地区は、山と川がすぐそばにあるたっぷりの自然とほんのちょっとの集落がぎゅっと詰まった里山です。地元の皆さんの温かい人柄と豊かな自然、良好な土に恵まれ、今日も農村生活を楽しく過ごさせていただいています。(おわり)

『農ある暮らし』 ラウベやまゆり(2017.6)

IMG_0370 皆さん初めまして。ラウベやまゆりのガルテナーです。信州みよたクラインガルテン大星の杜・面替のガルテナーとして2年目の初夏を迎えました。しかし、まだ時々「みよたメール配信サービス」から朝晩と霜注意報が発令されます。昼間に燦々と太陽を浴びた小さな野菜の苗を守るために、夕方になると急いでトンネル状に覆いを掛けることもあります。

 クラインガルテンが位置する御代田町面替地区は、東側に軽井沢町が隣接する避暑地で実際に当地の南の山には別荘地が広がっています。この寒暖差は、美味しい野菜を作るのに適していて、レタスやキャベツ、ブロッコリーなどの栽培が盛んです。もちろんクラインガルテンの北側を流れる湯川沿いで収穫されるお米も最高です。
 今シーズンは、4月中旬から農作業を本格化して以来2か月が過ぎ、私の「あさま庵の農日記」はすでに12ページに達しました。所狭しとばかりに植えた種や苗の種類は、今数えると42種類、品種なら60種位になるでしょうか。スーパーや八百屋さんで売っている野菜が大体揃っています。
 驚かれると思いますが、私はここに来るまでの40余年間はいわゆる月給取りで、まったく農業知識はありませんでした。しかし幼少の頃から「人が生きるのに不可欠な食べ物を作る人が一番大切な人!」という思いが忘れられず、定年と共についに思い切って「プチ農業」に挑戦することにしたのです。
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 私の短い経験で言えば、クラインガルテンでの「農ある暮らし」は家庭菜園の延長のようなものと考えれば何も心配は要りません。それに年に数回、御代田町役場の担当課が関係機関と連携しガルテナー向けの農作業講習会等を開催してくれますから、ここでも農作業で分からないことを相談することができます。しかし私の場合、ほとんどの疑問点はインターネット上のサイトで解決しました。「基本的なことが理解出来ていたらすべて自己流でよし!」というのが私の流儀になりました。その位、ものづくりには様々な意見があるということなのです。それでも採り立ての無農薬野菜を家族などに宅配するのが大変なほど次から次へと野菜が収穫されるのです。
その訳は、ここの畑の土壌がややアルカリ性土壌だということに依るのかもしれません。何れにしても私がこれまでに視察して来たクラインガルテンの中では、信州みよたクラインガルテン大星の杜・面替の農地が一番良質なのではなかろうかと思います。細かい技能よりも優れた土地が一番の良薬です。もちろん私以外のガルテナーの皆さんも無農薬栽培を実践しています。
C_6gf91U0AArZ88 さて、この好季節、隣接する大星神社の杜を中心にした周辺では、朝からニホンアマガエルの大合唱が響いてまいります。それに加えて私のラウベでは、連休中にセキレイが思いがけず巣作りをしましたので、雛が巣立つまでの丁度1ヶ月間は、和鳥の子育て支援という貴重な体験をさせてもらいました。巣立った6羽の小鳥たちは、見渡しますとどうやらこの辺一帯を遊び廻っているようです。安全なこの地が人に懐いたたくさんの小鳥たちの住処になれば一層楽しい「農ある暮らし」になることでしょう。(おわり)


この件に関する問い合わせは

産業経済課 農政係
電話番号: 0267-32-3111(内線27・64)
電話番号: 0267-32-3113(直通)
FAX番号: 0267-32-3929